「鬼=被差別民=タタラの人たち」はトンデモ研究なのかな

メモ

はてなブックマークでhttp://www.hmt.toyama-u.ac.jp/chubun/ohno/tondemo.htmというサイトを見つけた。

もしかしてQEDで繰り返し取り上げられている「鬼=被差別民=タタラ製鉄に従事していた人たち」という構図はトンデモ学なんじゃないかと思い始めた。（QEDシリーズははっきりと「この本の内容は完全なるフィクション」と言っているから、別に悪いことじゃない。）

たしかに、「鬼の日本史(ISBN:4882021722)」を書いてる人は歴史の専門家じゃなくて、新聞社を定年退職した人らしいしなぁ。でも、どこかの大学の先生が書いた口語訳『古事記』 完全版にも「土蜘蛛=被差別民」って書いてあったから、「鬼=被差別民」はそこそこ信憑性があるんだよなぁ。

あ、id:mzp:20060317:1142596199で書いたマンガのQ.E.D.と、今ことで話題にしている小説のQEDはなんの関係もないよ。