Flexフレームワークの基礎(要約)

Programming Flex 3: The Comprehensive Guide to Creating Rich Internet Applications with Adobe Flexの"Framework Fundamentals"を読んだので適当にまとめてみる。
そうか、FlexFlashの違いはライブラリだったのか。

基本構造

Flexフレームワーク

  • SystemManager
  • Prelodaer
  • Application

で構成されている。

SystemManagerは、そのApplicationオブジェクトの親になる。とても重要な働きをするがあまり触れられない。知らなくても問題ないし、動作をカスタマイズできないから知ってもあまり嬉しくない。

Preloaderはアプリケーションのダウンロード状況をモニタしてプログレスバーを表示したりする。

Applicationは開発者が書くやつ。普通はmxmlコンパイルして作る。

ロードから初期化まで

Flashはもともとアニメーション再生用なので、フレームやタイムラインなどの概念がある。
SystemManagerはflash.display.MovieClipのサブクラスになっていて、複数のフレームに対して存在できる。
1フレームはすごく軽量でダウンロードの管理だけを行なう。Preloaderは1フレーム目だけに存在する。
2フレーム目でそのほか全てのことをやる。Applicationのインスタンスは2フレーム目だけに存在する。

フレムワークとFlash Playerの違い

FlashアプリケーションもFlexアプリケーションも同じFlashPlayerで動作する。

2種類のアプリケーションの違いは使用可能なライブラリ。なので、Flexアプリケーションのほうがサイズが大きくなる。
flashで始まるライブラリがFlashネイティブ、mxで始まるライブラリがFlexフレームワーク