プログラミングErlang読みおわった

プログラミングErlang

プログラミングErlang

読みおわった。英語版も読んだけれど、日本語のほうが読みやすいし理解しやすい。
なんというかErlangは地味にすごい言語だ。あたりまえのように関数もマーシャリングできるし、モジュールが第一級だったり、Erlangのすべての型を格納できるRDBMがあったり、99.9999999%の稼働率をほこるアプリケーションが書かれていたりとかなりすごい。でも、こう目新しい機能もないし地味。

本のほうはなかなかいい。網羅的だし密度も高い。プログラミング言語Erlang入門とは比べものにならない。やっぱり技術書はこうでないと。

最後に、面白かったところを。

  • Erlangのノードの名前がガンダロフとビルボ。指輪物語って外国じゃあ、大人気なんですかね
  • 本を買いていてうれしいのは、自分の好きなモジュール名や関数名を付けても、誰にも文句を言われないということだ。
  • RDBMのMnesiaの名前の由来は、Amnesia(記憶喪失)