Widgetまとめ

最近、同じ機能のWidegtをGoogleModule/Dashboard/Konfabulatorで作った。なので、それぞれの特徴をまとめておく。

Google Module

概要

Googleパーソナリズド ホーム(Google Homepage)のモジュール。正体は、GoogleHomepageが解釈できる形式で書かれたXMLファイル。

いい点
  • すべてWeb上にあるので、バージョンアップが非常に楽。常にバージョンは一つしか存在しない。
  • ユーザー名などの環境設定が非常に楽。ほとんどコードを書かずに使える
  • HTML+CSSで完全にデザインできる
苦労した点
  • 基本的にローカルでのテストができない
  • JavaScriptスタイルシート、HTMLをすべてひとつのファイルにまとめる必要がある
  • ブラウザ固有のバグにはまる可能性がある

Dashboard

概要

MacOS X(Tiger)以降に搭載されてるDashboardWidget。正体はHTMLファイルとCSS、そしていくつかのJavaScriptファイルと画像ファイルをまとめたフォルダ。

HTMLの表示にWebKit(Safari)を用いている。おそらく、ほとんどの要素にposition:absoluteと指定してデザインすることになるはず。

いい点
  • HTML+CSSでデザインできる
  • ブラウザで動作確認ができる
  • 対応するべきブラウザはSafariのみ
苦労した点
  • デザイン上、設定画面に移行するボタンはフェードイン・フェードアウトする必要がある。面倒
  • Safariのバグに遭遇すると、ブラウザが落ちる
  • デザイン上、背景画像を準備する必要がある。
参考資料

Konfabulator

概要

DashboardにそっくりなKonfabulator用のWidget。HTMLに似た独自のマークアップ言語でデザインすることになる。

Konfabulatorは旧称。今はYahoo! Widget Engineと言うらしい。

いい点
  • 設定画面のデザインが不要
  • MacでもWindowsでも動く
  • デバッグウインドウがある
  • 200ページに及ぶドキュメントがある。調べやすい
苦労した点
  • 名前長い。スペルミスが多い
  • 独自のマークアップ言語によるデザイン。
参考資料